生食用=あたらしい、加熱用=ふるい
これは全く違った知識です!
●生食用牡蠣と加熱用牡蠣の違い
牡蠣は、「生食用」と「加熱用」にわけて販売されています。
みなさんは、生食用は鮮度がよくて、加熱用は鮮度が劣るという違いだと思われているようですが 、鮮度の違いではなく細菌数の違いなのです。
牡蠣は大量の海水を取り込み、水中のプランクトンをエサにしています。養殖海域によって細菌類を蓄積することがあります。牡蠣は「生」で食べる習慣があることから、「生食用」は食品衛生法で生食用に出荷してもよい海域(清浄海域)で獲れた牡蠣です。
●相生の牡蠣
相生牡蠣が養殖されている海域は、保健所が定める指定海域(清浄海域)で育てています。基準は海水100mlあたり大腸菌群確数70以下の海域となっています。
水揚げされた牡蠣は、紫外線殺菌処理がされている海水プールに24時間以上いれて、減菌されたものを生食用で出荷します。
●野村水産の牡蠣
相生の牡蠣は清浄海域で育てているので、紫外線殺菌処理で減菌された牡蠣は生食用で販売はできます。
野村水産の牡蠣は、牡蠣本来の旨味を味わっていただきたく「加熱調理用」として販売させていただいております。ですから、その日水揚げされたものを、その日に出荷しております。だから新鮮です。
●牡蠣を安心して食べていただくために
牡蠣と言えば、食中毒に気をつけないと、と思う方もいると思います。
牡蠣を安心して食べていただくために、体調のすぐれない方やお年寄り、子供など抵抗力の弱い方などは、食べ過ぎにご注意ください。
食中毒を避けるために、鍋やフライなど加熱調理をして食べるようにしましょう。
ノロウィルスは、85度以上で1分間以上加熱すれば、感染の危険はなくなるといわれています。
まとめると
殺菌処理により
牡蠣自体が弱ってしまう
牡蠣本来の味が失われる
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